こんにちは！鍋大好きライターのとよけんです。
冬といえば、やっぱり鍋。エピック一温厚と言われるとよけんも、鍋のことになると思わず人が変わってしまいます。

しかし最近、鍋に関して、身も心も温まらないウワサを耳にしました。

「鍋奉行モテない説」

㊟　2018年に楽天株式会社が行った、『30〜60代の女性400名に聞いた「鍋奉行」に関する意識調査』の結果です。

鍋奉行はいた方がいいと答えた女性は全体の38%・・・

鍋奉行としてイメージアップをはかるべく、鍋奉行しか知らない、最高の「鍋のオトモ」を作っている会社をご紹介します！

知る人ぞ知る、ツウ好みの味。旭ポンズ

はじめに紹介するのは、鍋奉行とよけんが愛してやまない『旭ポンズ』。

他のポンズとの大きな違いは「香り」です。市販のポンズで多いのは、フタがキャップ式のものだと思います。

しかし！鍋奉行とよけんがおすすめする『旭ポンズ』はキャップ式ではなく、あえて「王冠」をフタに採用しています！！

理由としては、キャップ式のフタではどうしても香りが抜けてしまうところを、、フタを王冠にすることで香りを閉じ込めているのです！

株式会社 旭食品

そんな旭ポンズを作っているのは、大阪府八尾市・南太子堂に本社を置く株式会社旭食品。
創業（1948年）当初は、うどんやそうめんの製造、や「冷やしだし」など夏の定番商品を作っていました。そこで、夏だけでなく年中通して利用される商品として作られたのが、当時まだあまり馴染みのなかった「ポンズ」でした。

そんな株式会社旭食品は先代社長の「損して、得とれ」の精神であまり商売を広げず、希少価値のある良い製品づくりをするいうことを大切にしています。そのため「その日売り切る分しか造らない」「どれだけ値が張っても、納得した材料しか使わない」というこだわりをもって販売しているそうです。

HPでは「こだわり」と題して、【旭の味は「伝統」「素材」「人」でできている】と書いてあります。
奉行とよけんが特にシビれたのは「人」の部分。

「多くの人の協力のもと動く旭食品の歴史は、多くの情熱や愛情を持った人々の歴史そのものと言えます」（旭食品HPより）

「ま～ろにーちゃんはどこにある？」のCMでおなじみ マロニー

次にご紹介するのは、とよけん流の湯どうふにかかせない、鍋の定番「マロニーちゃん」。

定番中の定番「マロニー」を鍋奉行とよけんが選ぶ理由が知りたいですか？

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それは、「煮くずれしにくく、ダシをよく吸うから！」

ちなみに、マロニーは、アレルギー物質を含みません。鍋奉行とよけんクラスになると、集うメンバーの好き嫌い、アレルギーまで意識して具材を選びます。

マロニー株式会社

『マロニー』を作っているのは、大阪府吹田市・中の島町に本社を置くマロニー株式会社です。

実はマロニー、創業（1950年）当初は、もやし製造業社でした。その後、原料である緑豆の高騰などもあって、はるさめ製造業へと転向。「他社にはない唯一無二のものを作りたい」という想いからマロニーの開発をはじめます。

当時、食品業界ではタブーとされていた「黒色」をあえてパッケージに使用するなど、他にはない商品を作りたいという想いが強く感じられます。

販売開始は1964年、ロングセラーマロ♪
第一号パッケージを紹介するニー(*^▽^*)#マロニー #鍋 pic.twitter.com/zwtTC6D99X

— 【マロニー株式会社】 (@malonyofficial) 2018年11月20日

そんなマロニーには、意外な経営の強みがあります。それは、「IT経営」です。
鍋の具材であるマロニーは、やはり売れ時が冬場に偏ります。そんな状況を改善するために、年間の工場稼働率を均一にする生産システムをつくったり、受注ミスや出荷数の間違いを減らすため、生産と物流の情報管理を一つにするなどしてIT経営を進めてきたそうです。

その結果、IT化当初（2000年頃）から7年間で、33％も売上高を向上させ経済産業省公認の「中小企業IT経営力大賞」（２０１０年度）も受賞しました。

鍋は火力が命。

やはり鍋に欠かせないのが、カセットコンロ。ということで鍋奉行とよけんこだわりのコンロ「カセットフー スーパー達人スリム」を最後にご紹介します。

このスーパー達人スリムは、超薄型！テーブル面からトップの位置まで、なんと74mm！なので、お鍋をつつくとき、ひじをあげずに食べることが可能なんです。

また、「つまみ」は人間工学の観点からつまみやすく、回しやすいよう設計。バーナーもタテ型なので、熱を逃さないようになっています。まさに鍋奉行にはピッタシ、最高のカセットコンロです！

岩谷産業株式会社

このスーパー達人スリムを作っているのは、大阪市中央区に本社を置く岩谷産業株式会社です。
岩谷産業は、カセットコンロ・ボンべにおいて、国内シェアNO１の企業です。

また、水素販売のパイオニアでもあり、国内シェアNO１。日本から飛ぶロケットのすべてが、岩谷の水素を燃料に飛んでいるのです！（実験・研究用を含め、すべての液体水素を岩谷産業からJAXAに提供している）

そんな岩谷の理念は、「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」。これは創業者・岩谷直治（いわたに なおじ）の事業哲学を表現した言葉です。ちなみに、ダーウィンの『進化論』からヒントを得たそう。

鍋の〆に、奉行からひとこと。まとめ

１．究極にこだわりぬいた『旭ポンズ』を作っているのは旭食品

２．IT経営で業務改善に成功。『マロニー』を作っているのはマロニー株式会社

３．大阪が誇る二刀流企業。カセットコンロ・水素で国内シェアNO1！岩谷産業株式会社

底は深く、志は熱く。そんな鍋企業を見て、心動かされるものがありました。今回は、最高の「鍋のオトモ」をご紹介しました。

最後に一つだけ、大事なことを言わせてください。

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「鍋にルールなどない」
みんなで楽しむもよし、こだわるもよし。鍋が旨いなら、それでよいのです。

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